ウイルス感染症に伴う皮疹

皮膚科を受診されることの多い全身のウイルス感染症には以下のようなものがあります。

他にも、いわゆる風邪を引き起こすようなありふれているが特異なウイルスではないもの、発熱や咳などの自覚症状が全くでないが実はウイルス感染していた、などの場合でも皮膚症状が出ることもあり、滲出性紅斑、中毒疹、ジベルばら色粃糠疹、じんましんなどがあげられます。

これらの治療では、水痘など抗ウイルス薬があるものは内服薬を使いながら皮膚症状に合わせた外用剤を併用します。ウイルスそのものをターゲットにした抗ウイルス薬がないものも多く、その場合は症状に合わせて補助的に内服薬や外用剤を調整して症状を緩和しながら自己の免疫力による治癒を促すことになります。

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