すり傷・切り傷

【擦過創・切創:さっかそう・せっそう】

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すり傷は擦過創、切り傷は切創といいますが、ころんですりむいたりすることも多いお子さんでは、傷からの細菌感染による腫れ痛み、とびひに注意が必要です。ちょっとしたすり傷でもまったくかまいませんのでぜひ気軽にご相談くださいね。

傷はなるべく受傷後すぐに水道水の流水でよく洗い流し消毒を行いましょう。しみる消毒剤をちょこっと使うよりも、シャワーなどの水圧を使ってよく洗い流すほうがきれいになります。傷が深い場合や、砂利がくっついてとれない、周りが赤く腫れてきた、じゅくじゅくひろがってきたなどの症状がある場合は、なるべく早めに受診されることをおすすめします。

切り傷などの怪我で創がぱっくり開いてしまっている場合は、特殊なテープや縫合処置が必要になることもあります。1〜2㎝までの小さな創の縫合は皮膚科でも対応可能ですが、大きな創や強い打撲、頭部を打った場合などは、脳神経外科や外科のある大きな病院での処置検査が必要ですので脳神経外科や総合病院を受診しましょう。

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